オンライン経営相談
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昨春にコロナ融資を調達した中小企業はかなりの数に上ると聞いております。
当社の支援先の中にもありますし、資金繰り支援の一環で感染症借換も多数手がけて参りました。
で、早い企業ではこの春からコロナ融資の返済がスタートする会社も出てきます。
所謂、「据置1年」ってやつですね。
コロナ融資は不思議なもので、業績の悪い企業ほど、据置期間が短く(1~2年)、業績が悪くない企業ほど、据置期間が長い(3~5年)になっているように感じます。
「据置期間含めて返済10年」って縛りがありますから当然と言えば当然なのですが・・・
さて、コロナ前の業績、コロナで耐え忍んできたこの1年間、いかに創意工夫してWithコロナ、Afterコロナに備えてきたのか。
2021年はこの点が大きく問われる1年となりそうです。
コロナ前で業況が厳しかった会社は当然、コロナ融資は今日までの運転資金として溶けてしまってます。
事業転換や新商品・新サービス開発、組織の生産性向上などの前取組みができず、返済原資は乏しい状況でしょう。。
逆に、コロナ前で業績が回復基調、成長基調にあった会社は、コロナ融資はタンス預金に近く、「使わないでとっておこう(金利ゼロだし)」ということで、キャッシュが膨れています。
この差は大きく、コロナが中小企業の取組み効果を小さくして、その差を縮めるスピードを妨げている状況だと、私は捉えています。
「コロナは神様が中小企業を篩にかけているんだよ」
うちの支援先の社長がポツリと呟いたこの言葉がなかなか耳から離れません。
篩の目は「事業性」でしょう。
事業の構造転換とか経営革新とか、言葉は別によいですが、今の延長線上に自分たちの未来が薄くなりつつある中小企業は、外部の力(支援機関や民間コンサルタント会社などに)相談してみてはどうでしょうか。
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資金繰り支援、補助金やファンドの活用も視野に入れた経営革新案のご相談を承っております。
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